教室の特徴

当教室では、ピアノのレッスンの中にもソルフェージュの勉強時間を設ける様にしています。
ソルフェージュとは、楽譜に書かれているメロディーを音程よく歌ったり、聞こえた音を譜面に書いたりする訓練で、演奏をする上では欠かせない力です。

当教室に通う生徒さんには是非とも自分で楽譜を読み、演奏する力をつけてほしいと願っています。

技巧的で難しい曲が演奏できて終わりではなく、何歳になっても音楽を味わい、演奏できるようになるにはソルフェージュの勉強は欠かせません。

留学先のハンガリーでは、作曲家コダーイの考えに基づいて作られた音楽教育(通称:コダーイメソッド)が盛んに行われていました。
当教室ではコダーイの音楽観を大事にしています。

以下はコダーイが常々提唱していた文言です。

「楽器を習う前に、それぞれの持っている“声”という楽器を使ってまずは良い耳を育てなければならない」

「音楽教育は最初に歌うことによって行われなければならない」

「コダーイ・システムとは何かーハンガリー音楽教育の理論と実践」より

良い声で、綺麗に歌えることにより音楽をさらに深く味わうことができるのです。
現地でこの音楽教育の理念を勉強し、実際に教育の様子を見てきた私は、改めてソルフェージュの重要性を感じました。

コダーイが強調していた”良い耳”と”良い声”を育むために、当教室ではピアノのレッスンの中にも並行してソルフェージュの勉強も取り入れます。

ソルフェージュについて

ソルフェージュのクラスでは、聞こえた音やメロディーを楽譜に書いたり、正しい音程で歌ったり、リズムの勉強をしたりといったことを行います。
また、曲を分析するのに欠かせない和声の勉強も取り入れます。

ソルフェージュの勉強を続けることで音感やリズム感が養われ、楽譜と向き合う時間が増えることで譜読みも速くなります。
そして初見演奏の幅も広がり、弾きたいと思った曲が弾けるようになります。

大学院でソルフェージュ研究をしてきた私は、音楽学習者にとってのソルフェージュの重要性を身をもって感じています。
「音を外して歌ってしまう」、「楽譜を読むのが苦手」、「リズム感がない」などお悩みの方はぜひご相談ください。ソルフェージュのみの受講も可能です。

また、音楽知識をしっかりつけたいという方はピアノのクラスとソルフェージュクラスのダブル受講も可能です。

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